多目的測定器APB-3 を10年来愛用していますが、先日5V入力端子に12Vを印加し壊しました。
よくやるんですよね。去年から数えて、アナログテスター、CNC(フライス盤)用コントローラに続いて、3つ目の電力?破壊となります。
スイッチいれた途端に、ピキ、っていう音と、なにやら香ばしい匂いがして、意外とチップの焦げる匂いは好きなんだよなあ・・・って、そんなこと言ってる場合ではないです。
回路図をみると3.3Vと1.2V動作の機器で、外部から5V印加されているのは、LDOとUSBシリアルチップのFT232Hだけのようです1。
とういうわけでFT232Hを視認。綺麗に割れてました。
LDO出力は通常電圧で、他の部品も視認的には異常は認められません。
この壊れた子を差し替えただけでOKかもしれないのでヒートガンでチップを外しておきます。
後継チップらしいFT232HLが秋月で650円也で売ってました。機能満載の仕様。
別の部品注文のさいに2個頼みました。1個は予備。
昨日到着したので、装着。
通電。
動きました。よかった。
再度こんなことがないように5V外部端子を無効にする予定です。
回路図にはUSBからの電源供給線が書かれていて(BUS POWERの部分)、基板未接続(NP)回路になってます。その先に5V外部端子があって、Pchのハイサイドスイッチで電源ON・OFF。
なので、5V端子を外して、パターンのBUS POWERの接続ランドをショートすればOK。
電流が足りるかな、ってのが少し不安ですけど、USBハブを外部電源タイプで使えばいいと考えてます。