emacs likeのキーバインドをもった軽量エディタ ng (http://tt.sakura.ne.jp/~amura/ng/) は開発がとまって20年近くたちました。でも90年代のUNIX/LINUXユーザのお供でしたので今でも利用している人は結構いると思います。
今のLinux distributionでもパッケージ提供されているようでdebian/ubuntuではapt install ng-commonでインストール可能です。
ホストサーバの設定を始めるときはいつも最低限の設定はviでやって、その後ngをインストールして使うという人生を長い間送っております。
MacOSでも使っていましたが、近年のOSバージョンではtty周りでmakeエラーが出て利用するのを諦めていました。
最近ひょんなことからngをhomebrew でパッケージインストール可能にしてくれている方(というかサイト)を知りまして、ありがたく使わせてもらってます。(文字コードがeucとかの文書だと文字化けするのですが、そういう局面ではあまり使わないので個人的にはOKです)。
コはコンピュータのコ:私家版Homebrew:Ng-utf8
ページにしたがってやればバイナリが出来上がります。
一点、注意すべき点があります。コンパイル時のパスがずれていてそのままでは
==> Fetching matchy2/matchy/ng-utf8
==> Downloading file:///opt/homebrew/Library/Taps/matchy256/homebrew-matchy/Reso
curl: (37) Couldn't open file /opt/homebrew/Library/Taps/matchy256/homebrew-matchy/Resources/ng-utf8/ng-1.5beta1-utf8.patch.gz
Error: ng-utf8: Failed to download resource "ng-utf8--patch"
File does not exist: /opt/homebrew/Library/Taps/matchy256/homebrew-matchy/Resources/ng-utf8/ng-1.5beta1-utf8.patch.gz
というエラーが出ます。
パッチのパスが /opt/homebrew/Library/Taps/matchy256 実際生成されているパスが/opt/homebrew/Library/Taps/matchy2
ということになります。パスの中には
dot.ng
ng-1.4.3-mkstemp.patch
ng-1.4.4-glibc235.patch
ng-1.5beta1-gcc421.patch
ng-1.5beta1-utf8.patch.gz
がダウンロードされていましたので、mv /opt/homebrew/Library/Taps/matchy2 /opt/homebrew/Library/Taps/matchy256 してbrew install ng-utf8 すればインストールできました。
ありがたやありがたや。