本記事はアマチュア無線再開局(2023年秋)前後で「やったこと」の備忘録です。なお実際の時間軸と記事掲載順は一致してません。

FT8中心の運用ですから、PC能力が肝の一つとなります。8年前に少しの間JT-65をつかって交信していた時はintel i5-6500(3.2GHz),4core,4thread,16GB で十分でした。

今回同じPCでFT8を受信したところ(アンテナは仮設MLA。これについては記事で)心許ない感じです。約2秒内にデコードがなかなかこなせないのです。FT8になってからのデコード処理時間の短縮、アクティブ局の増加、サイクルコンディションの良好さ、そういった要因がかさなっているのでしょう。

WSJTX/JTDXの動作はスレッド処理が肝の一つなので、利用PCスペックもcore/スレッド数に着目することが必要です(core/スレッド数が多いCPUはそれなりの演算性能がありますから、まずはそっちがわで考えるという意味です)。「安くて大盛り」のPCとなるとPC-Workstationの業務リース落ちの出番となります。販売件数実績が多い業者さんをさがして昔のHP-Z620(SSD換装済、32G)が送料込みで27000円でしたので早速ポチ(Z620は2CPU可能モデルですがこれは1つ)。

CPUはintel Xeon ES-2690無印です。2013年のものですが8core/16スレッドなので少なくとも上のiCore5第六世代にくらべてデコードは圧倒的に早いです。さらなる高速処理が必要となるプロトコルが主流になっていけば力不足になるでしょうが、今のところOKOKです。

とはいえ、この子はデカい・電力消費が半端ないので移動運用では使えません。近々、スレッド数は少ないけど電力消費と演算処理の面で有利なN100等搭載の今時の安価なミニPCを調達したいな、と思ってます。

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